最近、部屋の片付けをしていたら古いノートが出てきて、そこに昔よく通った街のスケッチがいくつか残っていました。
相変わらず字は汚いのに、妙に細かく描き込んでいるところだけは今も昔も同じなのがちょっと面白くて、そのまましばらくページをめくりながら懐かしさに浸ってしまいました。
こういう時間って、気づくとあっという間に過ぎています。
最近は仕事帰りにふらっと寄り道することが多くて、その日の気分でカフェに入ってみたり、何も買わないのに雑貨屋をぶらついたりするのが妙に楽しいんですよね。
この前なんて、道端でやっていたちいさなアートイベントに吸い寄せられて気づけば一時間以上眺めていました。
自由気ままというか、目的がない日ほどうまくいくことが多い気がします。
友人にその話をしたら、目的がないのは才能だと言われました。
褒められているのかどうか微妙なラインですが、意外と自分では気に入っています。
歩いている途中でふと立ち止まって、看板の字体を眺めたり、街角の匂いを確かめたり、そういう時間って案外心の栄養になるんですよね。
そんな寄り道癖が出た日のこと。
なんとなく渋谷区を散策しようと思って、ゆっくりぶらぶらしていました。
あの街はただ歩いているだけで情報の波に包まれるような感覚があって、雑踏の中に妙に落ち着く瞬間があったりします。
道に迷ったわけでもないのに、知らない裏通りへ吸い込まれていくような感じがあって、専門店の前を通ると香ばしい匂いが漂ったり、人の気配が多い通りでは音楽が漏れ聞こえてきたり。
食べ物も種類が多く、気取らずに入れる店もあれば、世界の料理を楽しめるようなところまで色々で、歩いているだけで誘惑が多すぎます。
そんな通りをのんびり歩いたあと、ふと思い出したのが最近ハマっているレンタルバイク。
どこか遠くへ行くというより、気分転換の延長でちょっと風を感じたくなる時があるんです。
渋谷区のあたりを走る時は、中心部の喧騒から少し離れた道を使うようにして、ビルの合間を抜けていくたびに景色が変わっていくのが楽しくて仕方ないです。
走りながら気になるお店を見つけてそのまま寄り道できるのも魅力のひとつ。
レンタルバイクは、ちょっとした冒険の入口みたいなもので、知らない角を曲がってみたら面白い路地に出たり、偶然に素敵な景色を見つけられたりします。
歩きよりも、車よりも、ちょうどいい自由度というか、気持ちの切り替えにも向いている気がしますね。
特に渋谷区のように表情の変化が激しい街だと、同じ道でも時間帯次第で全く違う顔を見せてくれるのが魅力的です。
その帰り道、友人に頼まれていたお土産を買おうと色々見て回ったのですが、雑貨やスイーツなど選択肢が多すぎて軽く迷子になりました。
結局、小さめのアイテムを組み合わせて詰め合わせにしたらとても喜ばれて、意外とセンスいいじゃないかと言われて少し誇らしい気分に。
そういえば渋谷区は観光地も多く、歩きだけでも一日楽しめるのに、ちょっと移動の幅を広げるとまた違う遊び方ができます。
アクティビティも多様で、カルチャーも濃いので、人によって楽しみ方が変わるのも面白いところです。
気まぐれで始めた寄り道が、気づけば小さな冒険に変わっていたりする。
そんな出来事が増えていくのも悪くないなと感じた一日でした。