ボクの目線。

偏った目線で色んなものを見ると、こんなにも美しいのだ。

「SDGs」を子どもに擦り付ける大人

toyokeizai.net

子どもたちの口から「SDGs」の言葉を聞く機会が多くなった。

小学校で、SDGsの課題に取り組むようになっているからだ。

SDGsとは

 「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。
 ※「持続可能な開発目標」で「人間の活動が自然環境に悪影響を与えず、その活動を維持できることを意味しています。

とある、なんだか曖昧な定義の話である。

 

上記の記事ではこの問題や課題を子どもたちと話し合うことについて書かれており、答えのない問題、答えの出ない問いに、どのように関わっていけばよいかについての意見がかかれている。

 

一般的な意見ではなく、自分がこの問題や課題にどのように関わるか?関わってどのような変えることができるか?ということをイメージしながら意見を言い合うことで、一人一人の意見が導き出されやすくなるという。

 

しかしながら子どもはこうした答えのない問題に取り組むのが大人にも増して苦手であると感じるときがある。

 

自分が見ている小さな世界に、もう十分多くの興味のあるものがあるのでそれで手一杯になっているからだ。

 

歴史も課題も問題もまだ背負ってきていない子どもたちに「SDGs」を大人たちは押し付け始めているようにも感じる。

 

地球環境についてのリテラシーはこうした教育を受けてきた世代の方が我々よりずっと高くなるはずだ。

 

子どもたちにふわっと語りかけることってなんか憚れるよね。